橘玲著の新・臆病者のための株入門を読みました
2006年の親本の出版から、2024年に新版として発行されたものです
私も株式投資を細々とやっていますので
橘さんのユニークな視点が得られるかもと思って読んでみました
色々なユニークな知見が得られる本書ですが
特に面白いなと思ったのが
考え方をコペルニクス的に転回して
株をギャンブルと認めてしまえばいいと言っている点です
ギャンブルはうさんくさくない
株式投資はギャンブルである
だから、株式投資はうさんくさくない
戸惑いもなく言っていて、モヤモヤ感がなくてすっきりする
ギャンブルがうさんくさくない理由は
私たちの人生がうさんくさくないのと同じ
だれも未来を知ることはできない
不確実な世界
世の中に絶対などないことも
株式投資の基本であり人生の基本
それぞれに取れるリスクの大小あるにせよ
確かに、人生そのものがギャンブル
儲かる人もいれば、儲からない人もいる
リスクとらずに儲けよう何かを身につけよう
という虫のいい話はない
だから、人生は面白い
株式投資を通じて、そんな人生の醍醐味のようなものも
味わえるのかもしれない
その他、最大の資産は我々自身
「生涯共働き」が最強の人生設計
子供も含めて一家でNISA積み立て戦略
などなど、投資リテラシーの向上にとても有意義な書でした
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